手漉き和紙ができあがる工程は長い。良質な楮(こうぞ)を育てるのが最初の仕事だが、仕上がる和紙は収穫した木の総量のわずか5%にも満たないのだ。地道な作業の連続と長年培った勘、厳寒期の漉きでようやく生まれる、楮100%の和紙の強さと美しさは例えようがない。
由緒ある遠野和紙の唯一の継承者。紙を生業として70年近くにもなる。
遠野和紙
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